昨日は東京都行政書士会の新年賀詞交歓会に出席する予定だったのですが、急な船舶検査のご依頼があり、一日千葉方面へ行って参りました。
499トンという割と大きめな船だったのですが、今回は海難に遭われたとのことでご依頼から検査までバタバタと準備に追われました。
中1日あったので幸いでしたが、船(というか海事代理士)の世界はこういう急な話が来ることは日常茶飯事。
そして今回のご依頼は同業の先生からのご紹介だったのですが、海事代理士業は実際にお仕事をされている方が少ないために海事代理士間のネットワークも非常に重要です。
今回もいろいろな先生にご助力を頂きました。
前日に段取り組んで、準備はほぼ完璧だったのですが、検査当日にやはりイレギュラーな事態はいくつか発覚し、臨機応変な対応が求められました。
検査官は物腰の低い優しそうな方で、いろいろとご教示を頂いたりしました。検査官とのコミュニケーションも海事代理士のお仕事として非常に重要なので、ありがたいことです。
無事臨時検査が終了し、臨時変更証を交付していただき、船長さんに渡して任務完了しました。
やはり一日がかりの仕事になってしまいましたが、改めて学ぶことも多く充実した一日でした。