11月の後半は、調停人候補者等養成研修の最終面接試験で、毎日のように行政書士会館に通いました。
 先ほどやっと合格通知の送付の段取りが終了しました(今年は初の試みでフィードバック/一言メッセージ付です)。

 今回は、11期生、12期生のかたが両方受験されるということもありましたが、例年の4倍くらいの受験者数で、面接官をする方もかなり大変でした。

 調停のロールプレイを行っていただくのですが、1分野あたり30人程度受験者がおり、4分野で延べ約130人分の調停ロールプレイを見ることに・・・!
 ADR事業を行う上で、人が増えるのはありがたいことなので、嬉しい悲鳴ではありましたが、さすがに1人あたり30分枠だと1日20人が限界で、朝7:30に会館に到着し、準備をし、終わって会館を出るのが21時近く、という日々が続きました。

 受験生にとっては、長い時間かけて研修を受けられてきた最後の試験なので、皆さん真剣に臨まれ、こちらとしても、もちろん全員合格させたいのですが、やはり一定の基準は設ける以上、残念ながら合格しないかたも例年いらっしゃいます。
 ただ、これまで情熱をかけられてきたことは決して無駄にはなりませんので、これからも頑張って頂きたいと思っています。

 また、たくさんの調停ロールプレイを拝見して、自分自身の勉強にもなりました。
 何人か、やはりお上手なかたがいらっしゃって、頼もしく思うとともに、自分も負けないように精進しなければ、と感じました。

 これで順調に行けば、現状の名簿登載者数の2倍程度になる予定です。